ttp-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" /> サラリーマン - 行政書士円たけしからの手紙
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エリート意識は役に立たない

前略

 日本の大手電機メーカーは90年代には隆盛し、私が入社するときも同期は国公立か私立の上位校の者が大半でエリート意識が高いというのが特徴です。この10年ほどこれらの者は屈辱を味わってきました。私もそうなのですが、何で俺がこんな目にあわなきゃいけないんだとか、同窓会に行きづらくなることも正直ありました。でもここが大きく間違っている点なのです。何で俺がこんな目にというのは遠い昔に少しだけ勉強頑張ったはずなのにとか、隣の芝生を見ていいなあと思う意識に他なりません。そう、自分でビジネスをしていないためこうなるのです。
 メーカーも結局は商売ですからものが売れなくてはいけないわけでこれは、どんなに小さいお店をなさっている人であっても変わらないセオリーです。大手電機メーカーの社員は他人が頑張った成果にフリーライドし、サラリーマンという存在だけでお金がもらえると勘違いしやすいわけです。どんな商売であってもやればコストはかかるし、コストを上回る売上を立てなければ存続してゆくことができません。長いことサラリーマンをやっていると、この基本のセオリーを忘れがちになります。このことによってどんどん無能化してゆきます。街の小さなお店を続けることができている人は心から尊敬できます。行政書士になってこの点に気づかされました。
 
草々

ビジネススキルを磨く

前略

 企業の従業員と行政書士。職業として考えたときに大きくことなるものです。企業の従業員は、プラットフォーム(資本)は、会社が提供し、そのプラットフォーム上で労働力を提供することによって給与という名の対価を得ています。収益はほぼ利益となります。一方で、行政書士をはじめとする個人事業者は、プラットフォーム(資本)を投下し、そのプラットフォームを利用してビジネスを行い、そのビジネスから得た収益で生活をします。収益を得たとしても賃貸オフィス代、通信費、知識を得るための購入した書籍代などのコストがかかり、利益を出すことができるかはそのビジネス次第というところがあります。
 行政書士はビジネスを行わなければ収益は発生せず、まさに自分で仕掛けてゆく(挑戦)マインドが求められます。プラットフォームを自分で設定しますので設定、維持に工夫や投資も必要となり、企画力、実行力が求められるのです。一方で、企業の労働者は業務が細分化しており、プラットフォームのことは気にせず、切り取られた範囲の業務を狭く深く行うことが求められます。本来であれば企業も案件毎にビジネスを行っているのですが、人とビジネス案件が1:1の関係ではなく、業務は横断水平的になるもの(法務、財務などの間接部門)もあり、収益(給与)は、案件の成否にかかわらず毎月一定得ることもできるようになります。その結果、企画力、実行力よりも人間関係が重要視され、調整力、コミュニケーション力が必要になります。ゴマすりも極端ですが調整力、コミュニケーション力の現れとなるのです。
 今まで右肩成長できた日本社会では個々のサラリーマンの生産性の低さが問題となってます。分業体制の進展は専門性の強化を図ることができますが、一方でビジネス感覚の欠如ももたらします。もし、ビジネス感覚が重要と考える方がいらっしゃるのであれば副業として行政書士を始めるのはいかがでしょうか。小さくても経営者として年間の業績を黒字化してみてはいかがでしょうか。

草々
サラリーマンvs個人事業者

巨船ほど危ないという事実

前略

 実のところ私は会社で現在PIP(Performance Improvement Plan)のプログラム対象者となり研修と定期的な上司からの厳しい業績チェックを受ける毎日となってます。つまり、会社からは”パフォーマンスが良くないから辞めてくれ”というメッセージです。やれやれという感じですが、振り返りますと業況がおかしくなりはじめてもはや20年が経過し始めてるのでもう驚くこともなくなってきたのが正直な感想です。
 30歳から現在ほぼ20年間この会社でメシを食わせていただいたのですから感謝の念もありますが、PIPはいかんともしがたいものがあります。ここ数年行動評価、つまり”態度が悪い”という一方的な理由で給与の減額に甘んじてきましたが、とうとう辞めろ又は更なる降格又は給与の減額を見据えたプログラムの実施となります。このプログラム、ホントしょうがないもので、ほぼ達成が不可能な短期間の業務計画を立てさせ、最終的には未達でパフォーマンスを上げることができなかったねというシナリオになってます。
 普段上下関係を組んでいたいわば仕事のパートナー同士で行われるもので、面談になると突然に上司の態度が硬直し、ダメ出しを繰り返してきます。これにより日常のコミュニケーションとか協働意思は破壊され仕事どころではなくなります。
 つまるところ、これは一つの人事政策であっていくら人件費の固定費削減策であったとしてもこれを実行に移す会社は先が見えたということでしょうか。確かに大企業というのは経営が安定してる時はすばらしいものがありますが、業況が悪化すると個人でいくらあがいてもどうしようもない部分もあります。これに比して行政書士などの個人事業者は活かすも殺すもまさに個人によります。どちらが良いか悪いかというのは論じるつもりはありませんが、このような施策を大規模に行う会社っていかがなものでしょうか。

草々

サラリーマン同士の人脈

前略

これは先行き不透明な会社の話しかもしれません。私の会社では働いている仲間(上司、同僚、後輩)とは極めて表面的な付き合いに終始終わってます。
かつての景気の良い90年代は付き合いも多くウエットで嫌気がさしたものですが今となってはいい思い出です。
現在の会社内は、合理化が進んだものの、極端となり、もはや隣りの人は、時間共有してるものの将来的に発展する人脈ではないのです。
その一方で行政書士を始めとする個人事業者は違います。会う人、会う人が顧客になる可能性があります。もちろん選別は必要でしょうが。
しかし、残念です。1日8時間以上も共にしてる人が将来に繋がらないなんて。サラリーマンというのは会社資本の一部であって設備でいえばとなりの装置のようなもの。さみしいですが捨てられる気楽さもあるのです。そう個人的に付き合ってるわけではないのですね。

草々

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プロフィール

円たけし

Author:円たけし
資格取得を通じてビジネス力を鍛えることをモットーとしているアラフィフビジネスマン。2006年(38歳)~2012年(44歳)までの電機メーカに勤務している7年間に、行政書士、簿記等の資格を取得。

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